店舗紹介

古民家で昼ごはん梅里について

古民家で昼ごはん梅里は2012年5月25日、天璋院篤姫ゆかりの地・薩摩今和泉にオープンしました。
いくつもの偶然が重なり、まるで引き寄せられるようにこの建物に出会いました。
取り壊し寸前に出会ったこの家は、その昔島津今和泉家に仕えた武士の子孫が住まわれていましたが、いつもたくさんの方が訪れるにぎやかなお家だったそうです。
今はお店として活躍してくれていますが、きっとご先祖様の大きな力が働いているものといつも感謝の気持ちで営業しています。
ご近所の皆様にも恵まれて、今年で10歳になりました。
『お客様に感動を』の精神で、これからも温かい店づくりに取り組んで参りたいと思います。
築百十年を迎えた古民家でどうぞくつろぎのひとときをお過ごしくださいませ。
ご来店を心よりお待ちいたしております。

現在中央テーブルの場所です


落ちた欄間の部分は板張りにして漆喰仕上げにしました。


入り口から入ってすぐの雑貨コーナーの場所です


家財道具の整理もお手伝いさせていただきました。


トイレまでの通路は日が入らないので痛みがひどく屋根裏まで補強しました


キッチンの造作です 古いものはそのままに使用しています


床の間はお祓いの後取り壊しましたが床柱は今でも健在です


従業員の休憩場所兼物置に使っている場所は半壊状態だったため天井など新たに作り変えました


こだわりの空間

この家が梅里になる前はおばあちゃんが一人でお住まいだったそうです。
初めて出会ったのはご家族で家財整理をされていた時のことです。
おばあちゃんが大切に使っていた箪笥は処分場行きが決まっていましたが、快くお譲りいただき時間をかけて磨きました。
見違えるほど美しくなった箪笥は時代を思わせる素敵な箪笥へと生まれ変わりました。
部分的に新しくなっていたサッシは取り外し、古いガラス戸に入れ替えました。
柱や壁も柿渋を塗り込み、落ち着いた雰囲気に生まれ変わりました。
テーブルには蔵戸や板戸、欄間を再利用。中央の箱火鉢は処分場からいただいたものを手直ししました。
その他、時計や鉄瓶、コレクションのお猪口たちも時代を感じさせるものばかりです。
まるでタイムスリップしたかのような空間をお楽しみください。

お席は9つございます。


テーブルは古い蔵の戸や板戸を使用


女将のコレクションのお猪口たち


明治時代の時計


古いゆらゆらガラスの戸


手洗いもこだわりました


お茶はご自由に


嘉永二年の箪笥


大正時代の二灯電灯


会計はもちろんそろばんで!?


すべて大正時代の電灯をつかっています


壁に貼られた広告!?


問い合わせ
0993-25-5111

営業時間
11:30-15:30
オーダーストップ14:30
定休日
毎週火曜、第三水曜

仕入れ状況や悪天候、年に一度の味噌づくりでお休みをすることもあります。ご面倒ですが定休日のご案内、もしくは公式facebook・公式Instagramをご確認くださいませ。