梅里は完成まで1年かかりました。

梅里は偶然がいくつも重なって生まれました。
篤姫の放映がされた頃、改めて篤姫ゆかりの地をゆっくりと歩きました。
実はその時初めてこの家に出会いました。
「ここでお店が出来たらどんなに良いだろう。でも無理だろうな…。」
勝手にそう思っていました。


出会った頃の玄関はサッシに新しくなっていました。
それをあえて古い建具に。合うサイズがなくて見つけるのに苦労しました。


ある日、私が古民家を探していると聞いた持ち主の方から
「おばぁちゃん家を取り壊すかもしれない。良かったら見てもらえないか。」とのご連絡を頂きました。
すぐさま行ってみると、気になっていたこの家でした。
とても不思議なご縁。きっとご先祖様がめぐり会わせてくれたのかもしれません。


ふすまや障子をすべて取って一間続きの開放的な空間に。


それから1年をかけて改装。
近代的に改装していた壁紙やサッシをあえて古いものに。




頂いた箪笥は丹念に吹き上げ、柿渋をぬり磨き上げました。

手つかずだった庭も、草刈りや伐採を繰り返し、スッキリと仕上げました。

お客様におばあちゃん家に帰ってきたような雰囲気づくりを心がけました。
この空間でゆっくりゆったりとお過ごしいただければ幸いです。